イヤイヤ期ってなんなんにたいして自分なりの答えを出した

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2021/05/31 11:07

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お子は今3歳です。

タイトルにもある通り、まず育児オモロい日記を再開するにあたって、

どうかんがえてもまずこれが脳裏に浮かんだ。


喉まででかかった弱音や本音は義理姉や友人たちに吐き出し、

YeYeとしてはあたかも涼しい顔してましたけど、

ご多分に漏れず、修行の身です。

ピークは越えたと思いたいけど、果たしてピークを越えたのか、

わし自身がピークを追い越して耐性がついたのか。

保育園に送り届ける自転車の後ろでは、

自転車を漕ぐのが不可能なほどに喉がちぎれるほど叫び足をばたつかせ、

お子の味好みに寄せて作ったご飯は床に飛び散り(しかも米って最悪に飛び散る)、

車道では手を繋いでくれなくて、ほんとに危ないから抱っこしようにもえぐい力でえびぞり、

歯磨きなんてもってのほかで、お子の暴れる足がわしの顔面にヒットして、何度唇流血したか。

一度沸点に達したお子の感情は手のつけようがなく、

何度トイレにこもって泣いたことかと思うと、こうやって冷静に振り返ると、だいぶ格闘してる。


なんていうか、自分じゃない子がいややあアァァアああ!とか、

イヤイヤ期発動しまくっててもぜんぜんなんとも思わないのに、

自分の子となると一気に身体の中にむず痒さが走って、

ほんの少しでもお子が不快になろうものならば、

オカンの心は今にも心臓が締め付けられるほど辛くなる。

これって、なんでなんや、ってだいぶしばらく考えてたどり着いたんですが、

その子どものイヤイヤ自体に不快感をおぼえてるのではなく、

愛おしい我が子がなんか理由は知らんけど喜怒哀楽の怒と哀になってることが、

もしかして心の底からから悲しいんじゃないかと思った。

そもそもわしはほとんど喋ったことのない教育実習生の先生が最後の言葉を述べて帰る時にもクラスで一人涙していたし(同級生はそんなわしに対して安定の爆笑で助かりました)

どうやら、人への感情移入が必要以上に強すぎるというか、

いきすぎて妄想みたいなところあるけどそうなのかもしれない。


なんていうか、とにかくその不快の一瞬だけで、お子を幸せにしてあげられてないやんうわあどうしようごめんごめんスイッチがパッチンパッチン変わるっていうか、きっとそういうことなんだなとたどり着いた。


でも日々の修行というのは一見地味なようでいて確実に変化と成長を繰り返していて、

いまわしが手に入れた武器は”共感”、

そして”おかんもしんどいときはしんどいし怒るときは怒るぞ!”

です。


感情の裏にはいつも本音が隠されていて、

怒りくるってるって、それだけ悲しいからだったりする。

ほんとはやさしいことばをかけてほしくて、なんか怒ってぶつけてしまう、

なんか女のアレです。


お子がどうしてもダメな物事に対して、

「これやりたい!これやりたいの!これがいいいの!!」という主張が出てきたならば、

「そやなあ、これやりたかったよなあ」とまずそのお子の今の感情に寄り添う。

(その後いろんな記事や本で共感することが大事というのをいろんなところで見た)

すると、怒っていた感情がなんかちょっとスッと収まって、

びっくりするくらいこっちの話聞いてくれたりして。

すると、今度は「これやりたかったん...」と本人の中で過去のものとなり

(これ絶対こうなるのがほんとうに興味深い)

スーッと穏やかになっていく。

ていうか、大人もそうですよね。怒ってる人って、みんなそうなのかもしれない。

悲しくて怒ってる。

わかってもらえない悲しさが怒りという鎧を纏って飛び出してきてるだけで。

だから、ここの境地にたどり着いたとき、善人も悪人も全員抱きしめたくなった...。


どこかで見聞きしたのですが、どうやらこどもって

大人がおもっている以上に物事を順序立てて目の前のことをこなしているらしい。

”ここに椅子がある”とか、”これはふたを開ける”みたいな。

その本人なりに整理整頓されたお子の感情にいきなり大人の都合がズカズカと入っていって、

かき乱されると、そらイヤイヤになるのかもしれない。

ただ、今この時間を生きているのはお子だけではなく、自分の時間だって生きている。

なんかいまいち体調が優れないときは

こんなふうに余裕ぶっこいて分析してるひまだってないし、

生活を回すために名前すらない細々とした育児と家事を

ひたすらこなしていく日々でもある。

なので、「あーもうおかあさん、きょうはつかれたわ!いや、レゴせーへん!」

とかいう日もある。


なんかうまくまとめる自信がないですが、

とりあえず自分には自分の子育てしかできないと3年たったいまだからこそ思えます。

あと、これいっつもことあるごとに思い出すんですが、

レーベル社長の名言「9の苦しさに1の喜びが勝る」

子育てにもこれがほんとにあてはまる。


昨日届いたしんごさんの作品集ZINE「リラックス」が

こちらを見てリラ〜ックスと訴えてくる。

とりあえず人間らしさ全開の日々を、リラ〜ックスでこなしていくしかないな。



写真は公私混同のキッチンです。
(お子が拾ってきた石、花びら、そしてわしのシェイカー、洗い物、炊飯器)





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